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枝肉重量が大きければ良い牛なのか|重量・歩留まり・肉質・収益の関係

2026.08.02

結論:枝肉重量は重要な生産指標ですが、「重いほど無条件に良い」わけではありません。追加重量による売上と、追加飼料費・日数・事故リスク・品質変化を比較します。

枝肉重量が増えるメリット

同じ単価なら販売額が増え、一定の固定的費用をより多い重量へ配分できます。ロースやばら等の販売可能量にも関係します。

重量だけでは見えないこと

  • 生体から枝肉、枝肉から部分肉への歩留まり
  • 肉質等級とBMS
  • 皮下脂肪や筋間脂肪
  • 肥育日数と飼料費
  • 疾病・事故・枝肉瑕疵
  • 出荷規格と買い手の需要

増やした最後の1kgは利益か

肥育後半は増体効率が変化します。追加飼養日数で得る枝肉売上から、飼料、敷料、光熱、人件、金利、牛房占有の機会費用を差し引いて判断します。

歩留基準値との関係

歩留基準値の算式では、冷却後の枝肉重量(規格上の表記は「冷と体重量」)だけでなく、胸最長筋面積、ばらの厚さ、皮下脂肪の厚さも用います。重量だけを増やしても、販売可能な部分肉の割合が同じように上がるとは限りません。

農場で見る組合せ

枝肉重量、出荷月齢、DG、飼料費、歩留等級、肉質等級、販売単価、事故率を牛群単位で追います。単年度の最高重量ではなく、再現可能な利益を重視します。

枝肉結果の経営活用は枝肉成績表の見方、DGとFCRは飼料要求率(FCR)とは?をご覧ください。

よくある質問

枝肉重量と生体重は同じですか?

異なります。枝肉は、と畜・解体後の一定の整形をした重量です。

目標重量は全国一律ですか?

品種、性別、血統、販売先、規格、飼料費などで異なります。

参考資料

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