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飼料用稲わらの品質とは?乾燥・カビ・保管・購入時の確認点

2026.08.02

良質な飼料用稲わらの基本は、十分に乾いており、カビ・泥・異物・異臭がないことです。収集時に良い状態でも、保管中の雨、結露、地面からの湿気で品質は変わります。給与前まで一貫して確認することが大切です。

品質チェックリスト

項目 確認方法 注意する状態
乾燥 触感、束やロール内部の湿り しっとりする、内部が熱い
カビ 表面と内部を目視 白・青・黒い菌糸や斑点
臭い 開封時に確認 かび臭、腐敗臭、発酵臭
泥・土砂 株元や外側を確認 泥の固着、土砂の大量混入
異物 ほ場・梱包時に確認 金属、ひも、プラスチック、石
保管状態 屋根、床、換気を確認 雨ぬれ、結露、地面への直置き

収集時は「乾いたほ場」が基本

降雨直後や、ほ場がぬかるんだ状態での収集は、泥の付着と乾燥不足につながります。天候とほ場条件を見ながら、刈取り後に十分乾燥させてから梱包します。ロール状にした稲わらは外側だけでなく、内部の水分にも注意が必要です。

カビを防ぐ保管方法

  • 雨が入らない屋根のある場所で保管する
  • パレットなどを使い、地面から離す
  • 壁際の結露や吹き込みを避ける
  • 換気を確保し、急な温度変化に注意する
  • 古いものから使用し、定期的に内部も点検する

カビや変質が確認された稲わらは、見える部分だけを取り除いて給与するのではなく、使用を中止して状態を確認してください。

購入前に確認したいこと

  1. 産地と収穫年
  2. 飼料用としての取扱い
  3. 乾燥・梱包方法
  4. ロール、角梱包などの形状と重量
  5. 屋内・屋外などの保管条件
  6. カビ、泥、異物の検品方法
  7. 受渡し方法、運送条件、荷下ろし方法

稲わらを飼料として利用する理由は「稲わらは牛の飼料になる?」で詳しく解説しています。

色だけで品質を決めない

色は収穫時期、乾燥方法、保管期間によって変わります。青みがある、黄色いといった色だけで良否を決めず、乾燥、カビ、臭い、泥、用途を総合的に確認します。肥育牛では、稲わらに含まれるベータカロテンと飼養段階も考慮します。

販売時に確認する制度

稲わらを飼料として反復・継続して販売する場合、飼料安全法に基づく届出や記録が必要となる場合があります。販売形態により取扱いが異なるため、開始前に都道府県または農林水産省へ確認してください。

よくある質問

少しカビがある部分を除けば給与できますか?

カビは内部に広がっている可能性があります。安易に給与せず、ロット全体の状態を確認してください。

屋外で保管できますか?

被覆しても雨の吹き込みや結露、地面からの吸湿が起きます。原則として乾燥した屋内で、床から離して保管するのが安全です。

ロールの重さは一定ですか?

大きさ、密度、水分によって異なります。購入時に実重量や目安、荷役方法を確認してください。

参考資料

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