BBQには、焼きやすさと食べ応えのバランスがよい肩ロース、濃厚なバラ、赤身のランプやモモがおすすめです。厚切り肉だけでなく、火が通りやすい薄切り肉も組み合わせると、大人数でも待ち時間を減らせます。
BBQにおすすめの牛肉の部位
| 部位 | 特徴 | おすすめの切り方 |
|---|---|---|
| 肩ロース | 赤身と脂のバランスがよく、幅広い人に食べやすい | 焼肉用、やや厚切り |
| バラ・カルビ | 脂が多く濃厚。強い火では脂が落ちて炎が上がりやすい | 薄切り、短冊切り |
| ランプ | 赤身中心でやわらかく、肉の味を楽しめる | ステーキ、角切り |
| モモ | 脂が少なくさっぱり。加熱し過ぎるとかたくなりやすい | 薄切り、ロースト用の塊 |
| サーロイン | やわらかく脂が豊か。特別感がある | 厚切りステーキ |
| 骨付き肉 | 見栄えと食べ応えがあるが、骨周辺まで火を通す必要がある | 骨付きカルビ、リブ |
大人数なら3種類を組み合わせる
- 定番:肩ロース
- 脂を楽しむ:バラ・カルビ
- 赤身:ランプまたはモモ
この3系統を用意すると、脂が好きな人と赤身が好きな人の両方に対応できます。子どもや高齢者がいる場合は、厚切りだけでなく中心まで火を通しやすい薄切り肉も準備します。
BBQ用牛肉の下ごしらえ
- 肉は用途ごとに切り分け、密閉容器や袋に入れて冷蔵する
- 野菜や加熱済み食品と、生肉・肉汁を接触させない
- 塩は焼く直前を基本にし、長時間置いて水分が出るのを防ぐ
- かたい赤身は筋を切り、厚さを均一にする
- たれに漬けた肉は焦げやすいため、弱めの場所で焼く
炭火で焼く場所を使い分ける
炭を片側へ多めに置き、強火・中火・弱火の場所を作ると焼きやすくなります。表面に焼き色を付けた後、火の弱い場所へ移して中心まで加熱します。脂の多いカルビは炎が上がりやすいため、火から外して落ち着かせます。
BBQで特に重要な食中毒対策
- 生肉専用のトングと、取り分け用の箸を分ける
- 加熱前と加熱後の肉を同じ皿へ置かない
- クーラーボックスを使い、肉を長時間常温に置かない
- 肉の表面だけでなく中心部まで十分に加熱する
- ひき肉、成形肉、内臓、骨付き肉は内部まで特に注意して加熱する
厚生労働省は、中心温度75℃で1分間以上、または同等以上の加熱を食中毒予防の目安として案内しています。
ブランド牛をBBQで使うなら
ブランド牛は高価なロースだけを大量に用意する必要はありません。モモ、ランプ、肩などを組み合わせると、部位ごとの個性を比較できます。仙台牛のような霜降りの多い牛肉は一人当たりの量を控えめにし、赤身や野菜と交互に食べる構成もおすすめです。
よくある質問
BBQの牛肉は一人何グラム必要ですか?
食べる量や他の食材によって異なります。肉以外の料理が多い場合、子どもや高齢者を含む場合などを考え、余らせ過ぎない量を調整してください。
冷凍肉はそのまま焼けますか?
厚みのある肉を凍ったまま焼くと、表面だけ焼けて中心が加熱不足になりやすいため、冷蔵庫で安全に解凍してから焼きます。
焼けた肉を生肉のトレーへ戻してよいですか?
いけません。生肉の肉汁が付着している可能性があるため、清潔な皿を別に用意します。